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『劇場版ベルサイユのばら』観てきました!私的レビュー

映画『ベルサイユのばら』を観てきました。原作を昔祖父母の家で読んだ記憶があり、今回の劇場版の公開を知ってとても懐かしくなったので映画館に1人突撃!
休日だったので家族連れなどかなり賑わっていましたが、ソロ活極め中の私には問題なしで直行しました!

作品のあらすじ

フランス革命を背景に、王妃マリー・アントワネットと共に運命を共にする女性・オスカルの壮絶な生き様を描いた『ベルサイユのばら』。劇場版では、オスカルの成長と彼女を取り巻く人物たちとの絆、そして革命の波に翻弄される人々の姿が、ミュージカル調の演出を通して描かれています。

ストーリーと演出のクオリティ

原作の漫画はかなりのボリュームがあり、どうやって2時間にまとめるのかと心配していたのですが、映画はその期待に見事に応えてくれました。
ストーリーはコンパクトながらも、登場人物の感情や時代背景をしっかりと描いており、観客を引き込む力があります。特に印象的だったのは、ミュージカル調で役の心情や状況を表現する手法です。このアプローチによって、細かいエピソードを省略しても、キャラクターの性格やその時代の移り変わりが短時間で伝わってきました。
制作陣のアイディアと技術が光る部分だと思います。(アニメがみたい!という方にはちょっと違うと思う方もいるかもしれませんが…)

声優への深い敬意

私自身声優さんが好きなので、も少し語らせてください!
オスカル役の声優、沢城みゆきさんが今回の映画で見事な演技を披露しており、まさに感動の嵐でした。沢城さんは私にとって「生まれ変わったらなりたい声No1」声優さんなので、彼女がオスカル役だったということも今回映画館に足を運んだ理由の一つでもありました。

その演技力と声の使い分けは、まさに圧巻でした。
オスカルの男性としての姿勢と女性としての優雅さを、声で見事に表現しているのがすごく印象的でした。男性と女性という2つの顔を持つキャラクターを、声色を巧みに使い分けることで、キャラクターの複雑さをしっかりと伝えてくれました。特にアンドレと接ししている優しく柔らかい雰囲気の時と仕事中の誰よりも勇ましい時の対比に震えました!

総評

『ベルサイユのばら』は、ただの懐かしい作品の映画化ではなく、新たな視点で魅力を再発見できる作品でした。特にミュージカル調の演出と声優陣の素晴らしい演技が、映画を一層輝かせています。時代背景やキャラクターの心情が伝わる深みを持っている一方で、圧倒的な美しさと華やかさも感じられる、まさに「ベルサイユのばら」にふさわしい映画だと思います。
こういった劇場版はかなり賛否両論が分かれるものだとは思いますが、私自身は映画館で鑑賞することができてとても良かったと思っています。

映画を観ることで原作の懐かしさを感じると共に、今改めてその魅力を再確認できたことに感動しています。ファンの皆さんにはもちろん、初めてこの作品に触れる方にもぜひ観てもらいたい作品です。
また1979年にアニメもやっていたので、次はそちらを観てみたいと思います♪

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